「そういや何してたワケお前」
 「待ってた」
 「俺を?」
 「馬鹿言うな。雲水待ちだよ」
 「なんだ同じかよウゼー」
 「私はアンタがウゼー」
 「真似してんじゃねえよ。そもそも俺らの家に勝手に上がり込むな」
 「勝手じゃありませんー、雲水が合鍵くれたんですう」
 「雲子はお前の本性知らねえだけだろ」
 「ん、まあね!」
 「開き直んな。てめえ、あいつに色目使ったら殺すぞ」
 「えー。まあ、色目は女の武器ですから」
 「一回くらい殺されとくか」
 「物騒言うなや。争うならもっと正攻法で行こうよ阿含くん」
 「よし分かった、とりあえずそこ転がってスパッツ脱げ」
 「何で争う気なのオマエ!!」



 (くだんない会話!おわりですよう!)