「そういえば私の万札どこ行ったんだっけ」
 「あー?もう良いだろ飛んでったとかで」
 「良くないよ、福沢さんに失礼だ!……でもその可能性あるかも」
 「マジかよ…」
 「だって起きたら窓開いてたし、お金机の上出しっぱなしだったし」
 「じゃ諦めろ。昨日雨降ったからどうせ流れてんだろ」
 「そんなぁ! あ、あれで二人のプレゼント買おうと思ってたのにー…!」
 「……………」
 「肩たたき券とか、じゃ、だめかなあ阿含……ふ、風呂掃除券とか」
 「…やる」
 「へ?」
 「一万なんざ大した額じゃねえだろ。俺のやるから好きに使え」
 「うわ、あ、あ…阿含さん、すきだ…!!」
 「それで今から何か買ってこい。ケチったら殺す」
 「イエッサー軍曹。あなたって下品だけど根はいいひとだよね、愛してるよ!」
 「……お前ってほんと話噛み合ないよな」



 (ま、別に良いけど!みたいな! 双子ハピバその後でしたー)